2013/10/28

Rock'n Roll

Lou Reedの訃報を聞いたのは、
ダンスの練習後でした。
終わった後で良かった・・・
もし先に聞いていたら、
体中の力が抜けて
とても踊れなかったと
思うから。

The Velvet Undergroundの
『Beginning to see the light』
の歌詞が心にこだまする。

『How does it feel to be loved?』
  (愛されるってどんな気分だい?)

彼の歌はいつも
私を励ましてくれたから
今はただ呆然としてしまうばかり。

Peter GabrielやDavid Bowieは
追悼の意を表しています。

Peter GabrielはLouの純粋かつ率直な詩に
感銘を受けていたと彼の業績を長い文章で
讃え、

David BowieはLouは私の師匠だったと
("He was my master")伝え、

そしてJohn Caleは、
アーティストとして偉大な人を失った
だけではなく、
自分にとって古くからの(かけがえのない)
仲間を失ったと語っています。

素晴らしいアーティスト達が皆、
悲しみに暮れているのが分かる。

どれだけの人に深い影響を与えたのでしょう。

2007'のLou ReedとDavid Bowie



私自身、好きな曲は沢山あります。
もう数え切れないほど。

彼の歌詞はひとつの時代の象徴の様です。


決して綺麗ごとでは無い裏の世界が
”The velvet underground”の真骨頂でした。


*1 『手には26ドル札を持ってレキシントン125番で』 
   売人の男を待つ薄汚れた『俺』が街に出て目にするもの、
   『 I'm waiting for the man

私はこの曲から彼の世界に没頭していきました。

10代の頃、もうビートルズもウッドストックもパンクも
とっくの昔に終了してしまった筈の時代に。

それはちょうどギターを弾きはじめた10代終わりの頃。

いいことも、わるいことも沢山教わったような気がして。


*2 『君の鏡になろう 君の全てを写しだす』
   と、NICOが女性ボーカルで朗々と歌いだす不思議な感覚に
  癒された『I'll be your mirror
     Johnnyがtwitter上でで一度、「君と友人の為に」と、自身の部屋で
  かけたとツイートしたのがこの曲。
  
暖かい抱擁の様な曲の数々。

そして次の2曲は、今後、どんなに年を重ねても
覚えているであろう。
 *3 『ベイビー、明かりが見えてきたって 
   たった今しかないのだから
   手に歯をつけたのさ
   そうすりゃ その髪を一晩中グチャグチャに
   できるだろ』

   シンプルなのに格好いいcutting guitarの、
 
  『Beginning to see the light

  
  そして私の一番好きな部分、
   
  『How does it feel to be loved?』
  (愛されるってどんな気分だい?)

何度も何度も繰り返し歌う彼の叫び声が心地よくて。
何度も何度も繰り返し聴き続けて。

  
 Louが皆から慕われ、愛されていたのは、
彼が純粋に自分の気持ちを言葉にして
それを芸術にまで高めようとしたから。  

彼が私に教えてくれた事、
それは何があっても大丈夫だという事、
spiritさえ大事にしていけば、
なんとかやっていけるってこと。

これまで悪い事も、良い事もあった、
でも一番、危うい季節にいたとき、
彼の音楽が私の心を救ってくれた

*4『ジニーがまだ5才の頃は
  何もなくてつまらなかったらしい』

  でもある日ジニーが耳にした
  ニューヨークのラジオステーションで
  かかった曲が彼女の人生を変えてしまう
  『Rock'n roll

 この曲にどれだけ救われたことか。
 たった一言の感謝の言葉では
 気持ちはとても表せない。

 だからLou,今でも貴方は私にとって特別なRock'n Roller。
 

追記1:未発表曲やレアトラックなどを含む
    Velvet Undergroundの3枚組のCDアルバムが
    出る予定だそうです。

 追記2:奥さんによると、彼は心の安らぎを得て旅立っていったとか。
    長年行っていた太極拳が彼の心を救ってくれたのでしょうか。
     
    私も瞑想をして、彼の冥福を祈りたいと思います。
    
    そしてもちろん、ワイルドサイドを歩いていきます。

*1  "I'm waiting for the man"   
*2  "I'll be your mirror"
*3  "Beginning to see the light"
*4  "Rock'n Roll"

2013/10/16

Bodily Functions / Herbert

Herbertさんは長い間
『100lbs』が一番好きだと思っていたし、
『Friday they dance』の件に関しては
ここのブログにも少し紹介した位、
思い入れがありました。

でも久しぶりに聴いた『Bodily Functions』の
その不可思議な音の世界に
強烈に惹きつけられてしまいました。

もしかしたらこれはすごいアルバムかもしれない、
と今更ながらに再評価進行中。

実際、NMEの年間top50でも
上位に君臨した事があるらしいです。

『私は貴方をよく知らない』で始まる
けだるい女性の歌声、
そして切ないピアノ。

ハウス/テクノ/ジャズの融合は
さながら近未来に再成された
クールジャズの様に美しく
どこかこの世のものでない危うさを感じます。

女性の声で綴られるリリカルな詩。
フレンチ・シネマの様にさりげなく
ドラマは進行していきます。

『出ていって、もう会いたくない』

かと思えば

『あなたの事がとても恋しいの』

だとか。
やれやれ。
女心は秋の空のように厄介で。

ただの甘たるいだけの曲なら、
履いて捨てるほどあるかもしれないけれど、
彼の手にかかれば
完璧に計算されたリズムに乗せられた
ダンサブルかつミステリアスな作品に仕上がる

まるで極上のワインを飲みながら
黒光りするグランド・ピアノの側で歌う
美しい女性をうっとり眺めているような気分。
空には満天の星、
そして銀河系レベルのロマンスが進行中。

とにかく上質な気分を味わえるアルバムです。

エクセター大学で演劇と音楽を学んだ彼。
どんな青春を送ったのでしょうか。

ふと疑問に思うのは、
「この歌詞は一体、誰が書いたんでしょうか?」
彼なんだろうか。
それとも歌っている彼の奥さんなんだろうか。

出来ればよりロマンティックな事実であって欲しいなんて
身勝手な妄想が展開中。


ボディリー・ファンクションズ・スペシャル・10thアニヴァーサリー・エディション

Herbertのサイトから視聴も出来ます。

Matthew HerbertのMusicコーナー





2013/10/09

Johnny違いなんですけど

私は殆ど、TVを観ないです。
家にTVがある事を忘れてしまう位、TVを観ないのです。

本当は朝もTVを観たいとは思わないのですが、
家族の意見と、世間で何が起こっているのか
時々チェックする必要があるかもと思って
毎朝TVをつけています。

最近、某フジテレビ番組で、
『脳活Johnny』というコーナーが始まったらしくて、
これがちょっと困っています。
「ほらほらJohnnyだよ、Hazuの好きなJohnnyが出たよ」
とまあ、こんな風に家族からいじられてます。

適当なネーミングの割には、しっかり英語で綴られていて
全然似ても似つかない、人類ですらないロボットなのに、
つい、観てしまいます。

止めて欲しい と、 止めて欲しくない、 のあいだ。

ちなみにDVD鑑賞は好きですから、
TVを完全に撤廃する訳にはいかないです。

Johnnyさんは今UKツアー真っ最中。
いいですね。いつか海外でも観て見たいです。

追記:ある朝、
    脳活Johnnyの答をめぐって
    家庭争議になりました。
    TVの答が『間違っていた』らしく、   
    (理系は大変)
    答合わせしたくてweb検索したのですが、 
    どうやらまだ、専用ページが無いみたいですね。
    後で復習できて
    有難いから作って頂けると良いですね。

    でもそれだと誰もTV見なくなっちゃうかも。

追記の追記:
    ここで言う、Johnnyさんとは、
    Johnny Marrさんのことです。
    ご存知かと思いますが、念のため(笑)
     
     
    

2013/09/03

オタマトーンふたたび

六甲ミーツ・アート芸術散歩のLine upを見ていたら、
明和電機さんの名前があって懐かしく思う。

明和電機さんは、オタマトーンの製作元。
一時期はネットで売り切れになる程大ヒットした
オタマトーン。
実は進化して様々な種類が販売されていた。

我が家にも一台あるが、しばらく演奏していない。

オタマトーン(動画で実演が見れます)


つい買ってしまいそうな自分が怖い。

2013/08/13

Johnny Marr on Summer sonic 2013' part5

『There is a light that never goes out』
今でもこの曲が演奏された時を思い出すと、、
涙が出てくる程、私にとっては素晴らしい体験でした。

今回、初のソロデビューでの来日でしたから、
関係者の方々は日本での反応はどうかな?と
思っていたかもしれませんが、
オープニングからすごい盛り上がりでした。

皆が只ならぬ勢いで盛り上がっている様子を見て
登場してきたJohnnyは笑顔で応えてくれたようでした。
他のメンバーもリラックスしたのでしょう、
とても息のあった素晴らしいチームワークを
見せてくれました。

前の方にいた私が振り向くと、
後ろには大勢のお客さんがいて、ビックリしました。

ソロアルバムの内容も結構熟知しているお客さんが多くて、
殆ど歌えてしまうからすごいです。
Johnny Marrのファンは、知的な方が多いように思います。
私はHealersやCribs時代は、音楽から一時離れていた事が
あって、後追いなのですが、本当にずっとずっと
彼のことを追いかけてきた人達は尊敬に値します。

彼のギターの音色は今や、力強くて美しい、
長い経験に裏打ちされた自信に満ちていました。

「Petshop boysに捧げる」と言って始めた
『Getting away with it』のアレンジされたギターは特筆ものです。
旋律が本当に美しく、聴いてうっとりしていました。

ちょっと勿体無いと思うかもしれませんが、
ライブ中、一瞬でも目を閉じて聴いてみると、
音が体中に響き渡って、素晴らしい経験が出来ますよ。


ライティングもとても素敵でした。照明さんに感謝!です。
上の画像はオフィシャルから拝借してきました。
サマソニは撮影一切禁止ということで、私は一枚も写真撮れなかったので。
撮っていらっしゃる人はいましたが、 心にしっかり焼き付けておこうと。

あと一枚、Johnny Freakには、ちょっと萌え画像かも(笑)

えいっ!って感じですが、ギター調整中ですねきっと。
今更ながらにアルバム情報貼っておきます。

 Messenger / Johnny Marr
     















Johnny Marr on Summer sonic 2013' part4

私が今回、本当に彼のライブを見てよかったと心底感じた
最大の理由は、20数年の時を経ても、
The Smithsの歌詞を忘れないでいる人達と一緒に
歌を歌えた事です。

20数年間、いろいろな事があっても忘れないでいた
宝物のように大切に守り通してきた想いが、
今回の彼のソロデビューが起爆剤になって、
一斉に解き放たれた瞬間、
私は泣きそうになりました。

Johnnyが歌い始める前から、
最初の1フレーズだけで
すぐにああ、あの曲だ!と
歓声が上がる、それがThe Smithsの曲での
ひとつのハイライトでした。

そして皆、もう最初からそうする事が
決まっていたかのように
自然と歌い始めたのです。

*「Take me out, tonight....
(今夜、僕を連れ出してほしい)」
ステージでのJohnnyはまるで、
本当はずっとこうしたかったんだよ、
と語りかけるように歌いました。

*「Driving in your car, I never never want to go home....
(君の車でドライブしよう、家には二度ともどらない)」

ステージと観客がひとつに溶け合ったような瞬間でした。


長い間、見えなかっただけで、
本当に明かりは灯っている、
皆と暖かく想いを分かち合う事が出来る、
彼が岬の灯台の様に皆の心に明かりを灯した、
だからこれからもこんな風に生きていける。

大げさかもしれませんが、そんな風に感じました。



*『There is a light that never goes out』
 (決して消えない明かりがある)
 by "The Smiths"
 Album『The Queen is dead
 in 1986'






Johnny Marr on Summer sonic 2013' part3

Johnny がステージに立つと、
それぞれが、彼の名前を叫びはじめました。
やはり男性のファンが多いですね。
Paul Wellerの時のように、
ちょっと太い声で彼の名前を呼び続けている
男の人達。
男同士の暑い、否、熱い友情の様で
とってもうらやましいです。

Johnny! Johnny!って一生懸命叫んでいる
人がいるので、何ていうのかな、と
聞いていたら、かっこういい・・・と
ため息混じりに日本語でつぶやいていたので、
思わず会場の人達から微笑みがこぼれました。

その気持ちよく分かるよ!って、
皆思っていたに違いありません。

最初の曲は『The right thing right』でした。
この曲が最初にかかるだろうなと大方予想はついていましたが、
会場内に響き渡ると、感無量でした。
彼は、後ですぐ脱ぐ事になる濃紺のシャツを着て、
黄色のデイジーを加えて演奏し始めました。

彼はフロントマンになってから
日々演出を研究しているみたいで、
それも今までとは違う彼を
見る事が出来て楽しかったです。


追記:サマソニのページで画像がUPされていました。

2013' 8/11 東京公演のギャラリーはこちら

よく見ると、花の種類やジャケットの色が思ったのと違っていたりしてました(汗)

ギターは殆どオフホワイトのストラトキャスターでした。
ストラトキャスター、私もいつか持ってみたい一本です。

Johnny Marr on Summer sonic 2013' part2 with list

セットリスト、出来れば演奏曲順に
載せたかったから、メモでも持っていこうか(笑)と
思いましたが、当然そんな事している余裕はありませんでした。

とりあえず覚えている中での演奏曲を載せておきたいと思います。
曲順では無く、アーティスト/バンド毎に分けておきます。

ソロアルバム『Messenger』より

The Right thing right
Upstarts
Messenger
Generate! Generate!
Sun and Moon
Word starts attack
New town velocity

The Smithsの曲より

Bigmouth strikes again
How soon is now?
There is a light that never goes out

Electronicの曲より
Getting away with it

『Lockdown』は
ちょっと自信ないので省きました。
確か演奏した様な・・・

追記:曲名知らなかった曲のカバー⇒

I fought the law / Clash

でした。
(パンク世代よりも少し後の世代なのでスミマセン)


他にも抜けていたらごめんなさい。

おおよその雰囲気は伝わるのではないかと思います。













Johnny Marr on Summer sonic 2013' part1.

サマソニでの彼は元気一杯、
汗だくの彼(私は彼があんなに汗をかく人だとは
思いませんでした。
酷暑の上、照明や機材でさぞ暑かったことでしょう)
は、それでもすごい元気で、連続ホップしたり、
(それも飛ぶ高さが高すぎるほど、高い)
「次の曲は・・」と日本語で曲紹介したりして
皆を楽しませてくれました。
今年はWowwowでテレビ中継していたので、
カメラ目線で応えている彼を見て
すごく嬉しくなりました。

Sonic Stageはアーティストが見えないという
前評判を聞いていたので覚悟していきました。
演奏さえ聴く事が出来ればそれで十分だと。

しかし夕方のタイムテーブルが、
Earth wind & fire,Smashing Pumpkins,
Pet shop boys等々と微妙に前後していたお陰か、
早めに行って並んでみたら前3列目ぐらいが取れて、
ステージ脇で常に待機しているローディーさんの
顔まで確認できたのは、とても幸運な事でした。

Sonic Stageに向かう途中、
突然ピアノのリフが、ステージから高らかに聴こえてきました。

 「『We love you』だ!」

ローディーさんが、音響チェックするために
ピアノでテストしていたらしいのですが、
最近、Brian Jones時代のRolling stonesに
はまっている私にとっては嬉しいサプライズでした。
この曲は、1967年にシングル発売された曲で、
Rolling Stonesらしくないサイケデリックな仕上がりになっています。

Johnny MarrはMixcloud(ストリーム)放送で、
Stonesをちょこちょこかけていましたし、
スミス時代はBrian Jonesっぽい髪型や服装を
意識したような雰囲気でしたから当然好きだと思います。

(よろしければ過去ログもご参照ください。)


























2013/08/06

We love you / The Rolling Stones

ギターを再開するようになってから、
超王道のThe Rolling Stonesをよく聴いている。

弟が聴いていた『メインストリートのならず者』の
Keithの『Happy』が昔から大好きだったのだけど。

Brian Jonesの魔力にかかってしまったみたいだ。

でも最近、Brian Jonesを題材にした映画を見ようかどうしようか
大いに悩んでしまった。
中古で安く借りられるし、見れば結構興味深いとは思うけれど、
大人になり切れない気質なのか、判断が未だにつかない。

彼の抗し難い魅力それは、

女の子好みのサラサラヘアーに
 謎めいたクールな微笑み

それはロックな世界ではお約束で、勿論大変好ましいことだけれど。

あの当時でアフリカン・ミュージックの
 アルバムを製作(編集)していたなんて凄過ぎる。

Jajouka

 突き刺さる様なビートが延々続くテンションの高いアルバム。

Stonesでは数々の楽器をこなし、
一味違ったアレンジを器用に加えた。
シタール、ピアノ、木管・金管楽器・・・

『Ruby Tuesday』も大好きだけれど、

We Love You

彼独特のフレーズが耳について離れない。

才能があって、素敵な人だった。
でも 多分、彼はいつも自分を追い込み続けた。
刺激がなければ駄目になると思っていた。


私は多才な彼を心から尊敬する。


でもそんな彼だからこそ
必要としている人がいるという事を
知っていてほしかった。

そして自分にとって大切なものを
守り通す勇気も。

本当に大切なものは
目には見えないものだから。


彼の亡くなり方は、
どうして?と思われても
努力派の一般庶民には
所詮は分からないと
奇人扱いされて
それで終わりだなんて悲しすぎるから。

彼だって人間で、

暖かい毛布にくるまれて
安らかに眠りたいと願った事だって
あっただろう。

自分の欲望に真に忠実ならば、
もっとしぶとく生き延びて

しぶとく生き延びて
プロデューサーに
なっていたかも。

とにかく、
何処かで音楽をやっていて欲しかった。

生きていて、見せて欲しかったと思う、
彼の飽くなき探究心の結晶を。

彼らしい音使いがやっと理解できるように
なってきたら、

外では激しい雨が止み、柔らかな西日が眠たそうに現れた。

一瞬の瞬きの間に見た彼の幻影。

風は今どこを彷徨っているのだろう。


追記:

『We love you』のコーラスは
The BeatlesのJohn とPaulです。

それともう2曲、
Brianのセンスが光る素敵な曲を教えて貰いました。

Dandelion/ The Rolling Stones
 
オーボエの他、サックスとマラカスもBrianだそうです。

Jimi Hendrix, Brian Jones, Dave Mason, and Mitch Mitchell - Ain't Nothin' Wrong With That

1967年のモンタレーで行われたセッションで、
Brianはドラムを担当しています。

彼が亡くなってもう40年以上ですが、
本当にこれだけの楽器をこなせる技術を持った人は
なかなかいないと思います。

私は後期のThe Rolling Stonesもよく聴きますが、
Brianの関わった曲には心に響く
何か不思議な磁力があり、
今さらながらに本当にアーティストの不在を残念に思います。

もし彼が生き続けてJimi HendolixとJohn Lennonの参加した
彼のソロアルバムが製作されていたら、
本当に素晴らしいものができたでしょうね・・・




2013/05/28

No rain / Blind Melon


雨の中、『No rain』を聴きながら運転していた。
Blind Melon、この一節が好き。

『And I don't understand why sleep all day
And I start to complain that there's no rain.』

(俺には分からない、なんで俺、一日中眠ったり、
かと思うと雨が降らない事で文句言い出したりするんだろ)

その昔、彼等のライブに一輪の薔薇を投げ込んだ事がある。
自分でも何故そうしたのかは分からない。
今はセキュリティーが厳しいし、
おそらく今の自分はやらないだろう。

だけど昨日の事のように覚えている。

セキュリティがはっとしたけれど
薔薇はステージの上に乗った。
ギタリストがそっと拾って、花の匂いを嗅いだ。

声がちょっとJanis Johplinに似ていてとても好きだったBlind Melon。
Volcalistがもうこの世にいない事が本当に残念です。


No rain /Blind Melon


2013/05/01

Johnny Marrほっこり画像+(プラス)

webで見つけたJohnny Marrのほっこり画像を集めました。


女の子ひとりにギターを奏でるジョニー、優しさが伝わってきます。

歯を磨く時もギター片手に持ってます。

最近ついにキャラがアニメ化された模様です

sweetなJohnnyboyの頃の彼


バスから身を乗り出してちょっとhighなJohnny、何か良い事あったのでしょうか。  
↑の写真、FBのコメントでは「you crazy kid」とか、あちこちからいじられていましたww
こんな風にちょっと羽目を外してるのは珍しいですね。




ほっこり、とは若干異なりますが、大変お気に入りの一枚。

Johnnyさんは下から写すとすごくいいですね。
あごのラインがシャープで、細身の人は下からのショットが決まりやすいのかも。

この頃まだピアスしてますね。



そして、私のとっておきのお宝画像。
The theの"Gravitate to me", Collector's 12" Box SetについていたPost cardsの一枚。

The the時代のJohnnyさん



クラブチッタに来た頃はこんな感じでした。
髪型がもう少しショートボブっぽくて、
ライトブルー・ジーンズが良く似合っていました。


目の前にいる彼の清清しくも鋭い視線と目が合うと、
体内に電流がびしばし流れて、血圧が急上昇しすぎてしまい、
酸欠の為に、体調に異変を来たしそうになった時は、すぐさま、
意外とソフトな印象のハンサム・ガイだったMattに
努めて視線を移していたのを思い出します。


今となっては懐かしい思い出です。
頭の中では演奏中。でも、どう見ても眠っているみたい。



寝顔が可愛らし過ぎて、つい貼ってしまいました。 
この人、こんなに可愛いキャラだったのですね。
新曲考えているのかなと思ったのですが、
どうやら『Messenger』を弾きながら歌っている夢を見ているみたいで。
49歳の男性の方にお伝えするのも何ですけど、
ここのところのJohnnyさんは、

可愛すぎて泣けます。
(*"You make a grown "woman" cry"...)


余談ですが、今年8/9に
未公開画像を含むThe Smithsの
ペーパーバック仕様の写真集(by Lawrence Watson)
が出たそうで、購入しようかしばらく考え込んでしまいました。

あの懐かしい緑色した看板の
Salford lads club
の前でふざけ合うメンバー達。

なんだか切ないぐらいに懐かしくて、苦しいぐらいです。

モノトーンだから余計に郷愁を誘いますね。



でも私は、
『今』を感じさせるJohnnyの心意気が大好きです。


"How soon is now?"で久しぶりに共演したAndyとJohnny。


彼のアーティストとして歩んできた道。

10/31、もうすぐJohnnyさん誕生日です。









*Quotation from"Start me up" by The Rolling Stones


























2013/04/24

Mixtape with Johnny Marr(ジョニー・マー選曲によるストリーム放送)


MixcloudによるJohnny MarrのDJによるストリーム放送、
Part1-4まで完結しました。
覚書として載せておきます。
ご興味のある方はどうぞ。
大体一回放送、50分前後です。

Mixtape with Johnny Marr ( Part 1)

1.The Messenger / Johnny Marr
   
2. Shot by Both Sides / Magazine

3. Vamos Amatar Comaneros / Ennio Morricone
   
4. Suffragette City / David Bowie
   
5. Every Day I Rise / Murder City Devils
   
6. Its my life / The Animals
   
7. Caring Is Creepy / The shins
   
8. Tosta Mista / Hooded Fang
   
9. He’s Frank / The Monochrome Set
  
10. Se Telefonando / Mina
   
11. Street Life / Roxy Music
   
12. How Soon Is Now / The Smiths
   
13. Theme from The Persuaders / John Barry
   
14. The Passenger / Iggy Pop
  

Magazine, David Bowie,Animals,Roxy Musicなど。
Hooded Fangの"Tosta Mista" love it !
リスナーも1000越えてます。

Mixtape with Johnny Marr ( Part2 )

 1.The Messenger / Johnny Marr

2. Keep On Keeping On / N F Porter
  
3. Needles In The Camel’s Eye / Brian Eno
  
4. Midnight Rider / Paul Davidson
  
5. Just A Little Misunderstanding / The Contours
  
6. Dashboard / Modest Mouse
  
7. The Hair Shirt / The Birthday Party
  
8. Down Boy / Yeah Yeah Yeahs
  
9. Brother & sister / The Gun Club
  
10.I Get So Excited / THE EQUALS
  
11. Archangels Thunderbird / Amon Düül
  
12. Sophisticated Beggar / Roy harper
  
13. Loaded / Primal Scream


Brian Eno, Modest Mouse,Birthday Party,
Primal Scream の懐かしい"Loaded"など。
N F Porterの"Keep on Keeping on" も素敵。
残り12:23になったところで始まる
Roy harperの"Sophisticated Beggar"最高。
フラワームーブメントの香り漂う
深遠な一曲。
この選曲には感激しました。
Mixtape with Johnny Marr ( Part3)

1. Bigmouth Strikes Again / The Smiths
   
2. Gimme Danger / Iggy and The Stooges
   
3. LOVE COMES QUICKLY / Pet Shop Boys
   
4. Cheat On Me / The cribs
   
5. I Can’t Stand It / Velvet Underground
   
6. Back To Nature / Fad Gadget
   
7. Neon Lights / KRAFTWERK
   
8. Spacer / SHELIA B DEVOTION
   
9. Ceremony / New Order
   
10. Chatterbox / New York Dolls
   
11. King Of The Rumbling Spires / Tyrannosaurus Rex
   
12. America / Howler
   
13. Seven Day Fool / Etta James
   
14. Gimme Shelter / Rolling Stones


Pet shop boys,Cribs,
New Order(友達思い)
Velvet underground, Rolling stones,
Iggy and Stoogesなどなどinteresting.
New York Dolls、やっぱり来ましたか!
Kraftwerkの"Neon lights"、美しい。

Mixtape with Johnny Marr ( Part4 )


1. There Is A Light That Never Goes Out / The Smiths
   
2. No / The Associates
   
3. The Stroller / JAILL
   
4. It Don't Bother Me / Bert Jansch
   
5. SEMI-DETACHED SUBURBAN JAMES / Manfred Mann
   
6. Amateur Hour / Sparks
   
7. What do you want from me / Monaco
   
8. Autonomy / Buzzcocks
   
9. Know Your Rights / The Clash
   
10. Cos' you're mine / The Vibrations
   
11. Teenage Kicks / The Undertones
   
12. We Share the Same Skies / The cribs
   
13. Get Off My Cloud / The rolling stones
   
14. Foxhole / Television
   
Associates(懐かしい),Sparks,Buzzcocks,
Clash, Undertones,
Stones好きみたいでまたかけてます。
そしてTelevision、素晴らしい。
全体的に最終回だからか少しトーンが抑えめ。

最後に「またどこかでお会いしましょう」みたいな
事を言うのですが、この人が言うと、
「じゃあな、どっかの道端でバッタリ出くわしたら
気楽に声かけてくれよな」みたいな感じに
聞こえるのは私だけでしょうか。

ラジオのインタビューで聞いたところによると、
ショッピングに行ってカフェに入って
良いアイデアを思いつくとナプキンや煙草の箱に
書き留めているそうです。
気さくな人柄だと聞きますが、本当に
その辺りうろうろしていそうな感じですね。
しかもスター然としていないから
普通の人と混じって分からなかったりして。

「人が俺の事を色々取り上げてくれて
それを聞いたりするのは好きだけど、
それは必ずしも俺自身ではないから。」
という記事を読んで、自分の事良く分かってる人だなと
思いました。

それでも私、この人の中にBrilliance(神気)を感じます。


最初にこのストリーム放送を聞いた時は、
サマソニ出演がまだ決定してなくて、
ストリーム放送の彼の美声を聞いては
ひとり切ない気分になってました。

兎に角、Johnnyが来日する事を祈って
『新月の願い事』にリストアップする程
彼の来日を心待ちにしておりました。
今となっては、それも良き想い出(遠い目)

これからは、
猛暑に耐えられる体作りをしなければ。

あと、真夏の庭の水やり、どうしよう。

追記:
曲名とアーティスト名を追加して
おきました。

私はこのストリーム放送で
初期のRolling Stonesや
R&Bの良さを発見して、
ブルース好きになりました。



2013/04/19

Johnny Marr,サマーソニック出演決定

Johnnyがサマソニに来ます!

                                   TheSmithsの『London』とソロの『Lockdown』

 
サマーソニック、Johnny Marr来日決定
http://www.summersonic.com/2013/news/index.html#506

東京Line Up
http://www.summersonic.com/2013/lineup/

大阪Line Up
http://www.summersonic.com/2013/lineup/osaka.html

私は東京の海浜幕張の方に行きます!

実は知り合いから偶然教えて頂いたのですが、
私、お恥ずかしい事にサマソニ初めてでして、
LとかRとかブロックの名称がよく分からなくて(笑)
予約取るのに結構時間かかりました。
持ち込みも水以外駄目みたいですね。

私が最後に見たのはThetheの時で
彼がまだ27歳の時だったから、
かれこれ22年ぶりになる訳ですね。





『The the vs. the world tour』の頃のJohnny,
Mattも、他のメンバーも素敵で、本当にすごい演奏でした。
上の曲は『Soul Mining』からの『Giant』。
まだJohnnyが参加する前のアルバムですが、
 彼のお気に入りみたいで、珍しく笑顔で踊っています。

最近のインタビューで、
彼は「満面の笑みを浮かべてこれみよがしにギターテクを
ひけらかしている奴」になるものかと、
The Smithsの時代から極力笑わないようにしていたそうです。
だからでしょうか、ギター弾いている彼が一際素敵に見えたのは。
でも数少ないですが、The Smithsの頃でも、その後も、
こんな風に笑顔を浮かべてる姿を見ることが出来ます。

なんだか思わず、良かったねJohnnyって、
声をかけたくなるような、そんな良い笑顔ですね。

そんな訳で今でも殆ど大笑いしてる顔を見ない彼ですが、
27歳の頃は、ギター弾いている姿が
ゾクッとするほど本当にセクシーで素敵でした。
Thetheのファンは比較的男の子が多かったけれど、
女の子は、ジョニー目当てだった子が多かったかも。
でも今はある意味、もっともっと素敵だと思います。
やっぱりギター弾いている姿は変わらず格好良くて
セクシーだし、結局何も変わってないな、
彼は本当に音楽を愛しているんだって
その想いがこちらまで伝わってきて、
見ていてハートが熱くなります。

年齢って本当に関係ないなって思います。
必要なのはやる気と根性、そして熱意なんですよ。


ごく最近のJohnny


あのギターに酔いしれる事が出来るかと思うと
もう本当に幸せです。

熱い男、Johnny Marr!
日本に来る決心をしてくれて
本当にありがとうございます!!

灼熱のお盆の最中、それに負けないくらい熱い演奏と
魅力的な歌声とその大きな大きな瞳で
観客をノックアウトさせてください!!!

サングラスかけたらだめよ!!!

私はテレキャスやモーリス片手に
今から猛暑に負けない体作りに励みます!!!!


2013/04/16

Paul WellerとJohnny Marrの『Town Called Malice』


Paul Weller, Johnny Marr, Town called malice


Paul Wellerのライブに飛び入り参加したJohnnyが
楽しそうに『Town Called Malice』を演奏してコーラスでハモッていました・・・

思わず大笑いしてしまいました、というのは
以前Jamの事をけなしていたのを知っているから。

ホントは好きなくせに!
もうしょうがない人です。

心なしかちょっと似てきた2人です・・・
最近のアルバムも2人共何故かパンクな感じ。

同世代の絆というものでしょうか・・・

男同士の友情はちょっとうらやましいです。

Paul  Weller、昔ソロのライブを何度か見に行きました。
Jam, Style Council, ソロになってからもすごく好きでした。




2013/04/09

Mixtape with Johnny Marr


Mixcloudによる、Johnny Marrのストリーム放送が始まりました!
(注:既に4回分放送済みです。
全4回分の放送内容などについてはこちらの記事 を参照してください)

Johnnyの声は、最初インタビューなどでも本当に良い声だなあと最初ぼ~っとして聞き惚れてしまい、
慣れるのに時間を要しました。
British Accentはただでさえ、 すごくロマンティックに聞こえるのに、
彼の声は、犯罪です。

とにもかくにもHealersの頃の彼の声が大好きな私はもう大騒ぎでした。

さすがに慣れてきましたけどね。


こんなの私だけかもしれませんが、
もしJohnny Marrの声にハマった方がいらっしゃったら、
是非インタビューなども聴かれることを、激しくお薦めいたします。

そうは言っても、

けだるいトーンで(もしかして眠い?)
淡々とDJしている(もしかして緊張してる?)

だけなんですけどね。
もう今では教授であり博士の彼は、本当に音楽に造脂が深く、
冷静になって、
話を良く聞くと、お気に入りバンドの名曲を
熱意を込めて語っているのが分かります。

ええ、一応、すごく熱いのは分かります、 選曲を聴けば。

熱い男、Johnny Marr、 頑張って来日してください!!

animalsやRoxyのカバーもしてください!!

ところで貴方、本当に好きなんですね!
『How soon is now?』が!
ちゃっかり選曲されてますね!!!
ボ・ディルーリー調のギターは名演奏ですものね!!!!


ところで、

一体、いつ単独来日してくれるんですかあああ!!!!
(How soon is now?)

ところで。


最近は信じられない程、海外アーティストとの 距離が近いですね。
昔だったら考えられないです。
そういう意味では、本当に良い時代になりました。

好きなアーティストのお薦め曲が自分のテイストとマッチしていると
どうしてアーティストのファンになったのか、よく分かります。



2013/03/24

Johnny Marr マンチェスターライブセットリスト

3/23Manchester live setlist
Johnnyの故郷Manchesterでのliveにおけるsetlistです。

Right Thing Right
Stop Me If You Think
Upstarts
Sun & Moon
Forbidden City
European Me
London
Lockdown
The Messenger
Generate ! Generate !
Say Demesne
Bigmouth Strikes Again
Word Starts Attack
New Town Velocity
I Want The Heartbeat
Psychic Beginner
Getting Away With It

Manchesterの街に25年振りに
Johnnyのギターによるスミスが流れたのですね。
"Stop Me"の後に"Upstarts"が来る辺り、ニヤリとさせられます。
"Getting Away With It"を歌う彼はちょっとポップで格好良く
やっぱり少年のような人です。